保育所1年目を振り返って

子育て

子どもを保育所に預ける。このことに関して多くの人が悩まれていることと思います。

赤ちゃんの頃から片時も離れず一緒にいた我が子。

朝起きた時からご飯、遊び、お出かけ、お昼寝、そして夜眠るまで…常に側にはその姿がありましたよね。

育休が間もなく終わり、入園準備をしていた頃、私の心を占めていたのは

「この子と離れたくない!」

という思いでした。

まだこんなに幼く、あまり物事を理解していない時期なのに、もう保育所に預けなければならないのか。これまでは毎日毎時間見ることのできた、様々な今しかないしぐさや成長も見逃してしまう。

そして、やや前時代的な考えかもしれませんが、母親と離れて子どもがかわいそうと思っていたのも事実です。

このようにモヤモヤとした気持ちを抱えたまま迎えた4月、初登園の日。

1歳児のお部屋の前に行くと、先生が既にスタンバイしてくれています。

そして

「おはようございます!はーい、じゃあこっちね~」

なんと一瞬のうちにお部屋の中に吸い込まれてしまいました。

ヒョイッという効果音がつきそうなくらい軽く、ついさっきまで腕の中にあった温もりが一瞬にして無くなってしまったのです。

何より、ずっと一緒だったあの子が今ここにいないという感覚が衝撃的で、「こんなに簡単に離れてしまうなんて」と呆然としてしまいました。

そして、どこに出かけるにも子どもと一緒だったのに、手元にいない今、そのあまりの身軽さに違和感とともに解放感も感じました。

幸いにも我が子はすぐに保育所を気に入ってくれ、先生方にも恵まれ、何不自由ない保育所ライフを満喫しているようです。

先生方もさすがは保育のプロフェッショナルで、正直私が家で子どもと遊んでいるよりもずっと刺激的で多様な遊びができていることと思います。

桃の節句や七夕、クリスマス、豆まき、ひな祭りなど季節の行事のたびにイベントや活動がありますし、その行事にちなんだ給食も食べているようで、家ではそんな凝ったことをしない分、そういった日本の文化的なことも学べるというのは非常にありがたいです。

保育所は集団生活ですし、家で過ごすよりも活動量が多いので、保育所から帰ってくるといい感じに疲れてくれており(たまに疲れすぎてご機嫌ナナメなこともありますが)、良い睡眠導入剤にもなってくれています。

結論、現状は保育所に通ってもらって大正解だったと思っています。知り合いで、娘と同い年の子のいるご家庭があり、その子は保育所に通っていないのですが、一日中お母さん一人で相手をしている話を聞いていると本当に大変そうです。

いくらかわいい我が子とはいえ、四六時中相手をしていると、疲れますしイライラすることもたくさんありますよね。

触れ合う時間が減った分、家にいる時は極力子どものしたいことを一緒にするようにしています。

とは言っても家には大したおもちゃは無く、クレヨンで一緒に絵を描いたり、絵本が大好きなので帰宅時や夜寝る前は毎日欠かさず読み聞かせをするというくらいですが。

行きたくないと思われたらどうしよう、と心配していた保育所ですが、なにより娘が楽しそうに通ってくれているというのがこの上ない喜びです。

 

皆さんの保育所エピソードもお待ちしております。

 

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